50代からの胃もたれ対策|消化機能を整える5つの習慣
2月の寒さもようやく峠を越え、梅の花がちらほら咲き始める頃になりましたね。でも、この時期特有の寒暖差や乾燥した空気の影響で、胃腸の調子が優れないと感じている方も多いのではないでしょうか。「食後にもたれる」「朝起きると胃が重い」——そんな小さな不調、実は50代を過ぎると消化機能そのものが少しずつ変化してきていることが原因のひとつと言われています。今日は、毎日の生活の中でできる、消化機能を整えるための習慣を5つご紹介します。
この記事のポイント
- 50代以降に消化機能が変化しやすい理由と、その背景を知ることが第一歩です。
- 食事・生活習慣・体の動かし方など、今日からすぐ試せる具体的な5つの習慣を紹介します。
- 「やりすぎない」「続けられる」を重視した、無理のないアプローチをお伝えします。
50代からの胃腸、何が変わっているのか

50代を過ぎると、胃酸の分泌量や消化酵素の働きが少しずつ低下してくると言われています。若い頃と同じ食事をしているのに「なんだかもたれる」「食後に眠くなる」と感じるのは、気のせいではないんです。
また、冬から春先にかけてのこの時期は、自律神経が寒暖差に対応しようとして揺れやすく、胃腸の動きにも影響が出やすいと言われています。腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど自律神経と深く結びついていますので、季節の変わり目に胃腸が敏感になるのは、実は自然なことでもあります。
まずは「加齢で弱くなった」と落ち込むのではなく、「体の変化に合わせてケアの仕方を変える時期が来た」と、前向きに捉えてみてください。それだけで、日々の習慣への取り組み方が変わってきますよ。
- 胃酸・消化酵素の分泌が緩やかに低下していく
- 腸の蠕動(ぜんどう)運動がゆっくりになりやすい
- 自律神経の乱れが胃腸の不調として現れやすくなる
- 寒暖差の大きい2〜3月は特に体への負担が増えやすい
あなたは当てはまりますか?
- ✅ 食後に胃がもたれると感じることが増えた方
- ✅ 朝起きたとき、胃や腸の重さを感じる瞬間がある方
- ✅ 以前と同じものを食べても、体が重く感じるようになった方
- ✅ 便通が不安定で、お腹の張りが気になる方
- ✅ 食欲が季節によって大きく波がある方
今日からできる消化を助ける5つの習慣

難しいことを一気にやろうとすると、続きませんよね。ここでご紹介するのは、特別な道具も費用もほとんどかからない、生活の中に自然に取り入れられる習慣ばかりです。
- ① ゆっくりよく噛む(目安:一口30回)——唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」が炭水化物の分解を助けてくれると言われています。食事時間を5分だけ延ばすことを意識してみてください。
- ② 食後すぐ横にならない——食後少なくとも30分は座るか、ゆっくり歩くことで消化管への負担を軽くすることが期待されています。
- ③ 白湯(さゆ)を習慣にする——朝起きてすぐコップ1杯の白湯を飲むことで、腸が温まり蠕動運動が促されやすくなると言われています。冷たい水よりも胃腸への刺激が少なく、この時期の体には特に優しい選択です。
- ④ 発酵食品を毎日少しずつ取る——ヨーグルト・納豆・みそ汁など、腸内環境を整えるサポートが期待されています。一度にたくさん食べるより、毎日少量続けることが大切です。
- ⑤ 腹式呼吸で自律神経を整える——1日3分、鼻からゆっくり吸って口から吐く腹式呼吸を行うことで、副交感神経が優位になり、胃腸の動きが落ち着きやすくなることが期待されています。
習慣を選ぶ前に知っておきたい:タイプ別おすすめアプローチ

胃腸の不調といっても、「もたれ型」と「張り・便秘型」では、優先したい習慣が少し変わってきます。下の表を参考に、自分に合ったアプローチを選んでみてください。
| タイプ | 主な症状 | 特に試してほしい習慣 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| もたれ・胃重型 | 食後の重さ、吐き気、食欲不振 | ①よく噛む ②食後すぐ横にならない | 脂っこい食事・早食いを特に控える |
| お腹張り・便秘型 | 腹部の張り、便が出づらい | ③白湯 ④発酵食品 ⑤腹式呼吸 | 水分不足・運動不足が背景にある場合も |
| ストレス・波型 | 調子の波が激しい、季節に敏感 | ⑤腹式呼吸 ③白湯 ④発酵食品 | 睡眠の質や精神的なストレスも見直す |
「どれが自分のタイプかわからない」という方は、まず白湯と腹式呼吸の2つから始めてみてください。この2つはどのタイプにも比較的取り入れやすく、体への負担も少ないと言われています。
なお、症状が長く続く場合や、体重減少・血便などの気になるサインがある場合は、自己判断せずに消化器内科を受診されることをおすすめします。
まとめにかえて——小さな習慣が、毎日の食事を楽しくしてくれる

胃腸が楽になると、食事が楽しくなります。食事が楽しくなると、体と心のエネルギーが変わってきます。50代・60代・70代の今だからこそ、「若い頃と同じ」を目指すのではなく、今の自分の体に合った丁寧なケアが長い目で見て大切だと感じています。
今日ご紹介した5つの習慣、全部やろうとしなくて大丈夫です。まず1つ、「これならできそう」と思ったものから試してみてください。白湯1杯から始める人生の変化は、案外あなどれないものですよ。
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※免責事項:本記事の内容は一般的な健康情報の提供を目的としており、医学的な診断や治療を代用するものではありません。症状にご不安がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。効果や感じ方には個人差があります。
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